「兔儿爷」というもの、ご存知ですか?

一年で一番美しい満月が見える夜は、中国にとって特別な日。

それは中秋節、つまり一家団欒の日でもあります。

 

毎年の旧暦8月15日に、人々は共に食事をし、灯篭に灯をともしてこの日を祝います。

なので団欒節(团圆节)とも呼ばれています。

 

ちなみに、2020年の中秋節は10月1日になります。

今年は国慶節と重なります。

 

家族と一緒にお月見しながら、お子さんにお月さまに関する物語を語ってもとても良いことですよね。

 

今日は中秋節にぴったりの絵本をご紹介したいと思います。

 

それは『兔儿爷』という中国語絵本です。

熊亮 文絵/天津人民出版社

対象年齢:3〜6歳

外国人の中国語学習者:中上級レベル

 

中国語を勉強されたことがある方は、中国には北と南に分けて言語と文化的に違いがあることをご存知な方は多いかと思いますが、私は南の出身なので、「兔儿爷」という存在がこの絵本を読むまでは知りませんでした。

 

それでネットで調べました。

 

「兔儿爷」はこちらです。

 

 

可愛いらしいキャラクターですよね。

 

「兔儿爷」はかつてお月さまで薬作りしていた神様であり、言い伝えで中秋節の贈り物として子供たちに贈られました。この絵本の中の「兔儿爷」は「石狮子胡同7号」という住所に送られる予定で、一人の子どもが彼を待っていました。

 

この絵本の詳細についてはこちら↓

http://bookschinese.com/?pid=153067752

 

 

この絵本を通して、北京の「胡同」、「阁楼」などの伝統的な建物が見られます。ある意味「兔儿爷」は一種のシンボルです。過去の歴史、温もり、人間味溢れる中国の伝統、時代とともに忘れ去られ、だんだんなくしつつ、もう昔のようにはもう戻れないこと。

 

物語の最後はやりきれない気持ちになるかもしれません。

 

しかしなんと人間味のあるストーリでしょう。

 

「兔儿爷」と「子ども」の間、何度もすれ違い、最後の最後に二人が出会うという。なんとも言えない切なさ、これこそが本当の「团圆」という意味なのでしょうか。

 

皆さんも、今年、家族に連絡をとるなり、月餅を食べるなり、なんなりと自分にあう「中秋節」を楽しんではいかがでしょうか。

 

 

この記事の作成者:hikaru先生

 

 

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